別名・・・睾丸。
陰嚢と呼ばれる袋状の中にあり、男性ホルモンを分泌する働きと、精子をつくる働きとあります。
体温より低い温度でないと精子はできないため、陰嚢の伸縮により温度調節されています。
男性の急所であり、強い刺激に対して、強い痛みを生ずる場所。
精巣からのメッセージ
性的なことを心地よく感じてないよね。
どんな脅威があなたを襲っているのかな?
人生の難局を恐れて立ちすくんでいるよ。
罪悪感・羞恥心・怒りを手放さないんだね。
いい加減、相手も自分も許して前に進もうよ。
隠すから不安になるし、恐れるんだよ。オープンにする覚悟を持ってみよう。
など
金玉が縮み上がる
強烈な不安や恐怖に対峙したとき、金玉が縮み上がるって言いますよね。
生命に対する脅威を感じたとき、男性は精巣を守ろうと陰嚢が収縮し、体内へと上がっていきます。
男性は子孫繁栄を主とする本能がありますから、子孫保護の防衛システムなんですね。
キーワードは「怒り」と「解放」
心にしまった過去の怒りには、さまざまな原因があるでしょう。
自分の不甲斐なさを恥じた怒り。
誰かに辱められたことに対する怒り。
自分がしてしまったことに対する後悔の念と罪悪感からくる怒り。
自責の念にかられて何もできずにいる怒り。
など。
これらを許し、解放していくためのプロセスとして精巣のトラブルが発生する場合があります。
性欲が原因で相手を苦しめてしまったこと。
男らしさを発揮できずに恥ずかしい思いをしてしまったこと。
自信のなさや、ビビってしまった残念な自分像をぬぐえないこと。
それらすべて、自分の成長のために起きていることなんだと理解して、勇気を出して前を向くように精巣はメッセージを送ってくれています。
思い込みに気づく
怒りの原因は先に書いたように様々です。
しかし、角度を変えて見直してみたら、怒りを手放すきっかけが見えてくることもあります。
心理的観点からみると「そう思い込んでしまっていること」が多い傾向にあるからです。
とくに幼少期の記憶は曖昧なものです。
そうなのかもしれない・・・が、絶対そうに違いないと心に刷り込んでしまっていること。
思い込みであることに気づきさえすれば、怒りを生じる地雷原を取り除くことが出来るかもしれません。
「許す」ことは、心の奥にしまっている自分の思いの解放だったりします。