血液は、常に全身を駆け巡り、生きるに直結する大切な存在。
栄養、酸素を各細胞に届け、二酸化炭素や老廃物を排泄する。
全体重のおよそ7%を占めています。
血液からのメッセージ
身内とのコミュニケーションがうまくいかないんだね。
自分の将来に夢がないよね。
創造を諦めてしまう傾向にないかな?
先祖から受け継いだことが重荷になって、ストレスを溜めているよ。
トラウマを見つめてごらん・・・乗り越えることに意義があるよ。
孤立しているのは、自分から心を開いてないからだよ。
緊張しやすいのは、何から身を守ろうとしているの?
抵抗しないで、受け入れてみようよ。
見たこと、聞いたことで心を煩わせてしまって、疲れ果てているよ。
など
キーワードは「隠蔽」と「開放」
血は90%以上が水で出来ています。
水はある意味、記録装置。
自身の体験、先祖の体験は水に記録されて、全身を駆け巡ります。
記録されたことを恥ずかしい、罪悪感、拒絶してしまうと、隠蔽しようと働き、手放すことなく心の奥にしまい込んで、いつまでも繰り返してしまうものです。
開放して経験しなおすことで、浄化されていく内容のものが多いように思います。
繰り返してしまうパターンを見つめて、パターンを崩し、経験しなおす意志を持つことが、血のトラブル解消につながっていきます。
血液は内臓を網羅する通信機
各内臓にトラブルがあれば、臓器からの信号は血液を通して全身に伝達されます。
からだは、常にバランスを取ろうとしていますから、トラブルに対処するべく他の臓器がフォローに入ります。
脳の指令だけでなく、各臓器そのものが意志を持っていて、血液を通じてからだ全体とコミュニケーションを図っています。
血液のトラブルは、からだ全体を見直す必要性を物語っているかもしれません。
思考のパターン、意図、意志、意識など心の働きも含まれています。
血は争えない・抗えない
先祖代々、父母の特質は何らかの形で子どもに受け継がれて現れるものだということ。
一番近い先祖は両親ですが、その両親も代々受け継いできたことを繰り返してしまう。
善悪関係なく受け継いでしまうので、子孫の誰かがパターン崩しを行う必要が出てきてしまう。
嫌ってきた両親のありさまを無意識に同じことをしてしまう傾向があります。
あれだけ抵抗してきたのに、大人になったら同じようなことをしてしまって、罪悪感に駆られたり、恥ずかしい思いをしたりしてしまう。
受け継いだものだから仕方ない・・・と諦めるのか、本気で変えようとするのかは自分次第です。
生きる道筋と血のつながり
血のパターンは強い意志を持っていれば、変えることはできます。
たとえ棘の道であっても、本気で変えようとしなければ、そのまま子孫に影響していく。
もしかしたら、生涯のテーマであるかもしれません。
人として、自分として、「あり方」を問われていると感じたならば、変えていくことの意義になるでしょう。