風邪の症状は多岐に渡ります。
おおよそは、ウィルスの侵入により症状が出てくるケースです。
その割合は90%と言われるほどなのですが・・・。
風邪が流行しているのに、かかる人とかからない人が必ずいます。
身体的に健康であったとしても、身体的に問題があったとしてもです。
その理由について考察していけばいくほど、たどり着くのは人間関係の問題。
その中でも、内面的に問題を抱えている人ほど、風邪をひきやすい傾向にある。
ウィルスに感染してしまうのは免疫力の低下が原因
免疫とは・・・体内に病原菌や毒素その他の異物が侵入しても、それに抵抗して打ちかつ能力。また、異物と反応する抗体を作って発病をおさえる抵抗力を持つこと。転じて、物事がたび重なるにつれて慣れてしまうこと。
人の細胞内には、外敵から身を護るための働きとして、免疫があります。
自然免疫と獲得免疫
免疫は二段階でウィルスや細菌の侵入を阻むシステムがあります。
①自然免疫
常に体内を監視し、侵入者に対していち早く攻撃態勢を整えます。
異物が侵入した初期段階の防衛線です。
②獲得免疫
高度な生命体のみに備わったシステムです。強い破壊力を持ち、がんなどの強力な敵に対抗します。
特定の病気に対して抗体を持つのもこのシステムのお蔭です。
どんなときに免疫が低下するの?
①激しい運動をしたとき
②睡眠が不足がちなとき
③栄養の偏り
④生活が不規則でバランスが乱れている時
⑤ストレスが過剰にかかる仕事や状態
⑥高齢者・乳幼児・妊婦
以上の6つのことで、免疫は低下しがちなのです。
簡単に言えば、身体の防衛ラインである免疫力が低下し、体内にウイルスや細菌の侵入を許してしまうと、風邪をひくことになります。
加齢や、幼児・妊婦といった方々はどうしようもないことですが、他は気をつけられることでもあります。
感情的な面からみると
という学術的論文まであります。
それら感情の根源にある「なったらどうしよう・・・」という不安を感じるだけでも、免疫は劇的に低下します。
テレビやネットニュースのネガティブなものを見るだけで、免疫は低下するのです。
スピリチュアル観点からウィルスをみると
などがあげられます。
他者との関係性の中で、自分がしている思考や行動・行為のパターンの癖とも言えます。
結果、風邪をこじらせることになるということです。
言ってしまえば、心の受発信から、自分を変えていかないと、風邪になりやすい。
霊的な感覚を持つ人も風邪をひきやすい
霊感が強い人は、霊に絡まれることも大いにあります。
ただ助けてほしい霊をはじめ、地縛霊、浮遊霊など低次の霊たちは、とにかく冷たい。
そんなのが自分の霊体に近づくだけでも寒気がします。
その冷気(霊気)に当たり続けていれば、風邪もひきやすくなります。
風邪から発展する病のスピリチュアル観点
肺炎
人生に関わる難題を抱えている。生きてきたことに意味を見出せないでいる。内面が混乱していて、選択肢すらみつからない。言葉にできないような悲しみを心に抱き続け、絶望している状態。
ぜんそく
人に気に入られようと必死になっている。完璧主義。自分の気持ちをうまく伝えられない苦手意識。人が自分をコントロールする事を許してしまっている。何かに拘束されている感覚。
副鼻腔炎
過去の罪悪感を抱いている。困難な状況を打破できない打ちひしがれた気持ち。人との距離を置こうとする態度。激情を抱え込み、常にイライラしている。
などがあげられます。
風邪をひいたら ~対策~
風邪をこじらせたら、とにかく休むこと。
風邪薬を飲んで、とにかく安静に寝ていること。
元気があっても、休むこと。
休んでいる間に、自分の人間関係を客観的に整理し、自分の心と向き合うこと。
「風邪に負けるな!!」と頑張って、余計にこじらせてしまっては治りにくくなる。
風邪かな?と思ったら、5日間は安静にしていれば、自然に治癒できる。
風邪の時に無理して発展した病は、なかなか治らない。
時には、命にかかわることだから、「風邪は万病のもと」と言うんだよ・・・と言われたことがある。
そして、免疫力を上げる食事をとりましょう。
免疫力を高める5つの食材
①玄米・胚芽米
②海藻・キノコ類などの良質な食物繊維を含むもの
③小魚・小エビなど丸ごと食べられる乾物
④味噌・キムチ・ヨーグルトなどの発酵食品
⑤緑黄色野菜(旬のもの)
発熱には、水分補給。
喉の痛みには、蜂蜜。
風邪は、とにかく予防が大切
手洗い、うがいはもちろん、人ごみの中に行くときはできるだけマスクを着用する。
日頃から免疫を高める食材を食べるようにする。
口呼吸でなく、鼻で呼吸するように意識する。
ネガティブ思考を改善していく意志を持つこと。
自分の内面をみつめる
自分の性格や感情的な事をよく知って、改善できることは着手していくこと。
①自分の行動・行為・癖を見つめ直し、ネガティブになるきっかけを知る。
②人間関係の見直し・整理。
③自分で出来ない事は、カウンセラーなどに相談して解決していくこと。