休息法②~上手に休む方法~睡眠Part4

睡眠のメカニズムで分かっていることは沢山あります。

朝がどうしても弱い。夕方にならないと仕事がはかどらない。

逆に、朝は元気だけど、夜は滅法ダメな人もいるでしょう。

なぜ、そんなことがあるのかは、遺伝子に隠されていました。

朝型・夜型は遺伝子で決まっている

体内時計は遺伝子によってコントロールされているのです。

時計遺伝子と呼ばれるこの遺伝子は、睡眠研究で10種類以上あることが判明しています。

ですから「生まれつき」の体質なのです。

 

自分の遺伝子を調べてみたい方は、こちらから。

 

夜型の人は、朝からの仕事が苦痛でならないでしょう。

朝型の人は、夜のお付き合いや営業が苦痛でならないでしょう。

自分のタイプを知って、仕事のやり方、リズムの組み立てを見直していくと、ストレスが軽減されていくと思われます。

朝型・夜型のタイプを知る質問紙もあるので試してみるといいかもです。

 

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体内時計にはある程度の柔軟性がある

そうはいっても、なかなか難しいところもあると思います。

朝にしか出来ない事、夜にしかできない事はあります。

周囲との関係や会社のスケジュールもありますし、ルールもあります。

ある程度のことならば、日頃の生活パターンを少しずつ変えていくことで、体内時計は柔軟に対応します。

ただ、生まれつき夜型の人が朝型の仕事をするのは、現実的に言えば、相当苦痛なはずです。

フレックスタイム制を取り入れている会社もあるにはあるようですが、まだまだ少ないですね。

自分らしい生き方をするには、睡眠タイプも関係してくるとも言えます。

苦痛を抱えて、無理やり仕事をしても本来の実力は発揮できませんよね。

 

女性と男性でもパターンはある

一般的に女性は早朝型に、男性は深夜型になりやすい傾向もあるようです。

先に説明した朝型、夜型のタイプも含めていくといいでしょう。

体内時計は個人差がありますから、おおよそ24時間サイクルであったとしても、24時間より短ければ、朝型になりやすく、24時間より長ければ、夜型になるともいわれています。

結婚や同棲をして、生活を共にしたとき、お互いに時間感覚のズレを感じることもあるでしょう。

それは体内時計のズレが生んだものかもしれません。

互いを理解し合うためにも、自分のタイプをよく知っておくことも大事だと言えます。

先天的な朝型、夜型のタイプを知って、今の生活リズムと照らし合わせてみましょう。

 

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人には個性があります

全てが社会に当てはまるとは限りませんから、自分に合った社会生活を創造していくことも視野に置きましょう。

何と言っても、健康であることが大事です。

身体がヘルプを出しているのに、会社が、学校が・・・と仕方なく生活リズムを合わせていても、ストレスや余計な疲ればかり溜まってしまい、本来の実力も出せないし、自分らしさは失われていく一方です。

人には、それぞれ自分らしい生き方があっていいと私は思っています。

その中に、睡眠タイプも入っているだけです。

それでもその仕事がしたいならば、体内時計を意識しながら、柔軟に取り組んでいきましょう。

きっと方法は見つかるはず。

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