よりよい睡眠をとるために気をつけたいことがあります。
交感神経を刺激するものを避け、副交感神経を働かせるようリラックスしましょう。
眠りに影響を及ぼすことを避ける
①寝酒
寝酒は眠りにつくのは早くなりますが、レム睡眠の時間が短くなるのです。
また、量をコントロールできずに、夜中にトイレに起きるなどして、睡眠自体の質は落ちてしまいます。
②喫煙
ニコチンは覚醒作用があります。
喫煙本数が多い人ほど、不眠という結果も出ているようです。
睡眠前1時間は喫煙しないことをおススメします。
③カフェインの摂取
もうご存知のコーヒー、緑茶、紅茶などカフェインを含む飲み物を、睡眠前に飲まないことです。
カフェインにも覚醒作用があり、おまけに利尿作用もあるので、夜中のトイレに起きてしまうことも。
寝る前3~4時間は、カフェインを避けた方がよいようです。
④スマホ厳禁
スマホは、画面から出るブルーライトの影響が脳を活性化させてしまうのです。
もちろん、PC画面、テレビ画面からも同じブルーライトが出ています。
寝る1時間前には、画面を見ないようにすること。
⑤考えごとをしない
ベッドに入ると、あれやこれや考えてしまう癖がある人もいるようです。
漢方医に言われたセリフは「今出来ないことは考えない」でした。
これに気をつけるだけで、考え事を減らし、そうしていくうちにほぼ考えなくなりました。
コツは、「今出来ないことは考えない」と呟くだけ。
睡眠導入剤とか、睡眠薬で誤魔化さなくても、呟くだけで寝れるようになりました。
⑥体を温めてからベッドに入る
冷え性の方は、とくに気をつけてほしいところです。
体温の上下で眠気が起こる自然なシステムが働かないのです。
冷え性の方は、昼間に熱量が上がらず、夜まで低温のまま。
身体が冷えたままベッドに入ると、温まるまで時間がかかり、寝つきが悪かったりします。
⑦食後にすぐ寝ないこと
食べてすぐは、胃の中も大忙しです。
満腹になると眠くなるものですが、食後は2~3時間くらいの間を取りましょう。
また食後すぐに横になりますと、胃の中のものが逆流してしまい、逆流性食道炎や消化不良の原因にもなります。
胃の負担も大きく、翌朝の胸やけなどにもなりえます。
就寝時間を決めている人は、夕食時間も考えるのがベターです。
ハードワークな人や付き合いなどで夜の遅い人。
気をつけたいけど、仕事柄難しいと思われる方もいるでしょう。
健康的ではないことも分かっていながら、そうせざるを得ない。
しかし、若いうちは無理が聞いても、40代位からは、体リスクも20代の倍だと思ってください。
健康を意識して、自己管理をしていく心がけが必要になってきます。