どんなことであれ、原因と結果の法則を元にして考えていくことが大事なことだと思う。
このサイトでは、身体の異常、疾患、病の原因となる問題を見つけていくためのヒントを書いています。
私の考え方は、どんな症状にも必ず原因があるということです。
症状に対処していても、原因となる問題を解決しないことには、繰り返し発症してしまいます。
結果 身体←心←霊体←魂 原因
身体は結果を映し出す
どこに起因して、どんな心の状態で、どう意識して、どう結果が出てきたのか。
自分の内面的などんな部分に問題があり、その問題にどう対応したから、病、異変、違和感という結果が出るのか。
日頃から嗜好するものを食べたり飲んだりし続け、結果としてメタボや糖尿病などの生活習慣病が発症する。
なぜその食べ物ばかりを好んでいるのか、どんなことを埋めようとしているのか。
心に問題があるのか、疲れを意識できずにいるのか、ストレスに気づいていないのか・・・。
無意識にある本質的な部分(霊体・魂)は、身体がないと経験できませんから、いろんなサインを出してきます。
これ以上は危険だよ。運動しないとね。リラックスしよう。
そのようなサインに気づかずに、無理して身体を酷使すれば、病になって当然ともいえます。
しかし、人は結果がはっきりしない限り、それを問題視することはないのです。
このこと自体が実は問題なのではないだろうか。。。
未病を意識する
病気と言うほどではないけれど、病気に向かいつつある状態のことを未病と言います。
健康を維持するには、未病を意識して日頃から氣をつけていくことが大切です。
常々、身体のサインを見逃さずに、心の整理と意識の改善を図ることで、病という結果ではなく、未然に防ぐように心がけるのです。
些細なサインに氣を配る
「ん?」としたちょっとした違和感をしっかり受け止める。
ぶつけた、触った、なんかおかしいという何気ないことにも意識を向ける。
それがどんなサインで、どう対処したらいいのかのヒントを探す。
ヒントは、見ている自分の世界に幾らでも転がっています。
こんな例がありました。
知人が電車に乗っているとき、隣の人が突然胸を押さえて倒れました。
その時、知人は「これは未来の自分の姿だ。」と瞬時に感じたそうです。
当時、知人は何日も徹夜するような仕事をしていて、身体を休める時間が取れないほど忙しくしていました。
仕事の大半はデスクワークで、運動する機会もなかったそうです。
すぐに病院に行き、人間ドックを受けたところ、重度の糖尿病であることが発覚し、そのまま入院。
医師には、放っておいたら心臓まで病が達するところだったと言われたそうです。
見ていることは、自分の内面を示唆する
街を歩いていて目にしていることは、自分の内側を眺め見ているようなものです。
スーパーに行って食材を物色しているとき、やたら目が行く色や食べ物は、今の自分に必要なモノかもしれません。
何気なく見た温泉のポスターに目が留まったなら、リラックスしたがっているかもしれません。
元気に歩く老人が目に留まったなら、将来の自分を見ているかもしれません。
目に留まるものを意識しているだけで、今の自分に必要なモノを知らせてくれる機能を人は潜在的に持っています。
それでも気づけないことは、ぶつける、つまづくなど何気ないことがヒントになります。
それでも気づけないことは、違和感、異変として知らせてきます。
それでも気づけないことは、痛みや痺れというハッキリした症状になります。
それでも気づけなければ、次は、病になっているかもしれません。
身体に出てくる症状はあらゆる問題の結果
事前に対処し、食生活、運動などに氣をつけて、心の問題であるトラウマ、人間関係、思い癖や思い込みなどと向き合い、自分の本当に気づいて、生き方を変えていく。
このサイトは、身体に出てくる症状の内面的な問題提起を記しています。
医療機関で原因不明となったとしても、その結果がある以上、原因は必ずあります。
誰かに発見してもらうのではなく、本来、自分の意思で気づかねばならないことなのです。
自然治癒力も原因を見定めていないと発揮できないものです。
原因と結果の法則をしっかり心に刻み、自己の内面と向き合って、魂の経験の場である身体を健全に保ち、有意義な人生を送っていきたいものです。