皮膚は体全体を覆う肉体の一番外側の部分。
発汗などの内部とのやり取り、寒暖の感覚などを取り仕切るセンサー的役割もあります。
粘膜の次に代謝速度の速い部位です。
皮膚が固くなると、シミ、ソバカス、シワができやすく、潤いがなければ、乾燥肌となり、カサつき、アカギレにもなりやすいです。
皮膚からのメッセージ
守ろうとしたのに、努力したのに、残念な結果になったことが心に残ってるね。
そのイライラ、何かの気に障ってるよ。
そうやって、自分を非難したり、否定したりして、自分を認められないの?
心の壁が固ければ硬いほど、皮膚も固くなるんだよ。
私の居場所は、ここだよね。堂々として見ようよ。
これでいいのだ!! ってしてみ。
など
キーワードは「自己肯定」
気づいたら、あざや傷が出来てる。
そんな経験ありますね。
皮膚からそっとサインが出てますよ。
過去の自分の全てを認めることって、意外と難しいことかもしれません。
心の中に残ってしまった、許せない自分。
罪なことを犯してしまった罪悪感に苛まれる自分。
いろんなパターンのネガティブな感情、思い込み、幻想を認めていくことが重要になります。
皮膚は、そうやって自分自身を傷つけたり、蔑んだりする必要がない事を教えてくれます。
過去に囚われず、未来に向けて一歩踏み出すよう促してくれているかもしれません。
皮膚のトラブルは内臓の状態を表す?
内蔵トラブルの告知機能としても、皮膚は働きます。
どの部位がどうなっているかも、症状の内容や状態などで、ある程度判別も可能なようです。
いずれにしても、皮膚は内なる問題を表面化させ、バランスをとる働きが強いように思います。
皮膚は、内と外の狭間で、内気と外気の交換作業をし、毛はセンサー的働きをしています。
毛から受け取った情報を各臓器や脳に神経を通じて運びます。
そして出された指令を皮膚に伝え、発汗したり、収縮したりして、からだを保つためにバランスをとる大きな役目を持っています。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3構造で成り立っています
皮膚の一番表面にある層が「表皮」です。「角質層」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」の4つの層で構成されています。
表皮の下にある層が、「コラーゲン」を主成分とする「真皮」で皮膚の弾力を作り出しています。
コラーゲンを支えているのが「エラスチン」。
加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少したり、紫外線の影響で傷がついたりすると弾力が失われ、シワの原因になります。
また、真皮に多く存在するムコ多糖類というゼリー状の物質である「ヒアルロン酸」は、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めて皮膚全体の水分を保つ役目をしています。
新陳代謝を助けて張りのある肌に!!
ターンオーバーと呼ばれる代謝システムは、肌に限らず、心にもあると思っています。
古い記憶、刻まれた記録を洗い流し、新たしい記憶や記録に塗り替えていく。
とくに、人からの影響で氣を悪くした記憶は、なかなか拭えるものではありません。
唯一の方法は「許す」こと。
心の代謝とともに、お肌の代謝を助けて、張りのある堂々とした自分で在りましょう。
お肌の根本的改善をお考えの方には、ぜひ、ヨクイニン(はとむぎ)をお勧めします。
「ヨクイニン」は、ハトムギの皮を除いた種で、古くからお肌のために用いられてきた生薬です。
消炎作用や体の水分バランスを整える作用があると言われ、肌あれや、いぼに効果があります。