背中には、人生の歩みを見ませんか?
父親の背中を見て、志す男子。
おんぶの懐かしい母の背中。
ピンと伸びた背中には、やる気や自信もうかがえます。
背中からのメッセージ
そんなに背負って、大丈夫?
何かに圧倒されてるの?
本当は、頼りたいんだよね?
苦い思い出を抱えて、
ずーっと解決できてないんだね。
など
何かのトラブルに巻き込まれたり、自信を喪失したりすると、
背中は、丸まって猫背になりがちです。
私も、母親によく「シャンとしなさい!!」と叱られたものです。
背中には、何かを物語る力があり、無意識の助けを求める姿を現したりします。
そんなとき、そっと背中を押してくれる人が大切な人なのでしょうね。
上背部からのメッセージ
心配事が絶えないね・・・心配は自分の内面を無碍にしてるからだよ。
信頼されようとするより、自分を信じて!!
どうせさぁ・・・と諦め口調をやめようよ。
起きてもいない事を考えても無駄だよ。
そんなに完璧にしたいの?
など
中背部からのメッセージ
あれもこれもと考えてもダメ!! 順序を決めよう。
他人の考えを気にしすぎだよ。
昔の失敗をいつまで引きずるつもりなの?
もう許そうよ。
そもそもさ、その善悪って誰が決めたの?
怒りとか憤りとか、背負ってるだけで辛くない?
など
腰背部からのメッセージ
小さいときの怒りをまず癒そうよ。
自立は経済的なものだけじゃないよ。
いつも被害者になるね。
だからって人のせいにしてたら自分が成長しないよ。
過去に生きてると、未来は見えないよ。
コントロールするのをやめたら?
など
キーワードは「自分の影」
影(シャドー)とは、押しつぶしてしまった過去の体験や、心の隅に追いやってしまった思い、無かったことにしようと無意識に閉じ込めてしまった自分のことなどを指します。
人の意識の80%以上は無意識だといいます。
自分にとって都合のいい世界にしたい考えは、都合の悪いことを無意識というゴミ箱に捨てていってしまいます。
しかし、それは決して消えることはありません。
自分の心の中の檻に入れられ、常にもがいているのです。
過去を終わったことにしたくても、似たような事が起きてくるのは、何らかの解決を自身の心が求めているからなのです。
なんか引っかかる・・・けど過去の事だし、終わったことだし・・・でも引っかかる。
いつも昔のことを思い出しては、苦しくなってしまう。
もしかしたら、今がそのときかもしれません。
おとなしかった少年が、ある日突然キレてしまい、惨劇を起こしてしまうニュースなども目にしますが、シャドーが大きく関わっていることもあります。
そうなる前に、サインに気づくこと。
メッセージに耳を傾けることをおススメします。
思い切って、誰かに告白するとか、カウンセリングに行くとか行動を起こしてみましょう。
背中には、こんなことが隠れているのです。
参考ブログ